国際交流ワークショップB

日本5日目(筑波研究学園都市)

Tsukuba Science City - Development Plan for Each Development Stage -

つくば研究学園都市として計画的に整備された日本でも特異な事例を紹介した。公営住宅の見学では日本の標準的住居面積の狭さに驚きの声が聴かれた。エキスポセンター等つくばセンター周辺地区を見学した後、三井ビルディング展望台から筑波山を含むつくば市の代表的景観を一望した。ファイナルディスカッションにおいては、ペデストリアンを活用した活性化事例について両大学で議論を行った。

What's 研究学園?

筑波研究学園都市は19639月の閣議了解によりその建設が決定された。19803月までには予定されていた国の研究機関、大学等の施設が移転・新設されるとともに、基幹となる都市施設もほぼ完成した。その後、中心部の施設整備が進むとともに周辺部の工業団地等への民間企業の進出も活発化した。

筑波研究学園都市は約22万人の人口(201381日現在)を有し、国・民間を合わせて約300に及ぶ研究機関・企業及び2万人以上の研究者を擁する日本最大の研究開発拠点となっている。また、筑波研究学園都市の区域は茨城県つくば市全域と等しい。世界的にも有名な研究学園都市であるつくば市は、目覚ましい発展を遂げてきた。2005年につくばエクスプレスが開通すると、沿線では新たなまちづくりが一気に加速。大型商業施設も続々と開業し、人口が増え、まちはにぎわいを増している。


つくばツアー

春日キャンパスでの講義の後、つくばの中心地区の見学を行った。春日キャンパスを出て、吾妻公務員宿舎、つくばエキスポセンター、つくば文化会館アルス、つくばセンタービル、つくばカピオ、三井ビルというルートで回り、随時説明しながら見学を行った。

筑波研究学園都市が形成される過程において重要な役割を果たした建物を巡り、近年の中心地区での開発やつくばを眺望し中心地区以外の開発についても視察を行った。


懇親会

日本WS最終日ということで、つくば市において懇親会を実施した。昨年、ドイツ学生に好評だったという、ベーシックな居酒屋「笑笑」で開催した。非常に盛り上がりを見せ、準備に追われ、これまであまりアフターワークに関わりを持てなかった日本学生とカナダ学生の距離が著しく縮まった。

この懇親会があったことで、カナダに夢を持って飛び立つことができた。